Characters of Blazing Souls

●相沢祐一<14歳>
 ――最後の、切り札

 性別:男
 所属:時空管理局所属・嘱託魔導師
 魔導師ランク:AAA+(固有技能による補正)
 固有技能:魔力集束甲冑【堕天兵装】
 備考:驚異的なマルチタスクを有す
  テーマミュージック:『覚醒』

聖祥中学に通う中学二年生。
塾からの帰宅中、魔力を蒐集していたシグナムと交戦。そこから魔法の存在を知る。
普段は温厚で穏やかな気質だが、戦闘が始まると、人が変わったように好戦的になる。
ミリタリージャケット型のストレージデバイス、《フェンリルロアー》での戦闘は、放射系魔術を廃した、徒手空拳による完全な肉弾戦。
融合騎であるフィオとユニゾン状態での戦闘がほとんどで、彼女がいないと細かい調整や、一部の魔法が使用不可になる。
『闇の書事件』後は、グレアム元提督の使い魔、リーゼロッテの指導の元、日々研鑽を積んでいるらしい。

 <所有魔法>
   双鎧(デュアル・クラスト):魔法、物理の両方を防御する、二層の障壁。身体全身を覆うように展開される。
   駆霊(クイック・ファントム):機動上昇の魔法。術者の行動そのものを加速させる。
   幻櫻乱舞(ファントム・ブルーム):クラストで自身の分身を構築する魔法。マルチタスクによって制御されるそれは、数体の祐一を作り上げる。
   神討(テンペスト・ブロウ):祐一の所有する、唯一の攻撃魔法。拳に魔力を集中させ、対象に叩き込む。フィオのバリアブレイクによって、真価が発揮される術。

 <固有技能/堕天兵装>
   正確な能力は、魔力素子収束による出力強化。
   空気中の魔力素子を強制的に吸収することで、保有する魔法の強化。限界を超えた力を発揮する。
   展開時に見られる黒い翼は、祐一の体から“放出”しているのではなく、大気中の魔素が“吸収”されることによって可視化しているものである。
   原理としてはなのはの収束砲『SLB』と同じものだが、展開時は常に魔力を収束し続ける為、身体への負荷はかなり大きい。
   祐誠の言うとおり多用すれば、それこそ命を削ることになる能力である。
   対『闇の書』では、発現したばかりで不安定な状態だった。
   ただ「対象に拳を叩き込む」という祐一の意志の結果、右腕にのみ兵装が展開される結果に。鍛錬を積むことで、安定した能力の使用と、自身の望む展開方法が可能になるかもしれない。



●フィオ<10歳(外見年齢)>
 ――つながる アイ

 性別:女
 所属:時空管理局第三研究室
 魔導師ランク:A
 固有技能:見えない絆【グレイプニル】
 備考:縛鎖の拳精
 テーマミュージック:『chain』

デバイスプロジェクト<ラグナロク>時に生み出された、相沢祐一専用の融合騎。
青い切れ目に、前髪を片方に流した、同色の長髪が特徴的。
ユニゾンする相手の髪は銀色となり、彼女の管制によって使用する魔法は、更にその威力、精度を増す。
ネコのように気分屋で、基本的に人見知り。ただ心を許した相手には、見た目相応の幼さを見せる。
祐一と春奈、家族になった二人を好いており、危害を加える相手には容赦がない。
祐一の持つ特異技能、【堕天兵装】を封印する【グレイプニル】を持たされており、彼女の許可なしでは、祐一は能力を解放できなくなっている。
『闇の書事件』後は、グレアム元提督の使い魔、リーゼアリアに教わりながら、パートナーの手助けができるよう特訓中。